講義要項詳細

開講年度 2020 
講義名 経済政策特殊研究 
職名/担当教員 教授 泉 留維 
期間 通年 
開講区分/校舎 生田 
配 当 経済学 博士後期 
単 位



講義内容
<到達目標>
 現在の資本主義制度化での環境問題を分析するための各種理論の紹介を通じて、市場メカニズムに従属されがちな現在の社会・経済の問題点ならびにその解決策について理解できるようになる。

<講義概要>
 前期は経済人類学の視点から、後期はコモンズ論の視点から、現在の資本主義制度化での環境問題の有り様について講義する。

<講義計画>
前期
(1)経済人類学とは
(2)『大転換(The great transformation)』からみる資本主義(1)互酬、交換、再分配
(3)『大転換(The great transformation)』からみる資本主義(2)アリストテレスの経済論
(4)『大転換(The great transformation)』からみる資本主義(3)貨幣論
(5)『大転換(The great transformation)』からみる資本主義(4)古代ギリシャ経済 
(6)『大転換(The great transformation)』からみる資本主義(5)交易の歴史 
(7)『大転換(The great transformation)』からみる資本主義(6)市場経済の歴史
(8)『大転換(The great transformation)』からみる資本主義(7)二重運動論
(9)ブローデルの経済論について
(10)エントロピー論について
(11)贈与論について
(12)シャドーワークについて
(13)学生発表:経済人類学の視点からのテーマ分析(1)
(14)学生発表:経済人類学の視点からのテーマ分析(2)
(15)前期のまとめ
後期
(1)コモンズ論とは
(2)ゲーム論とコモンズ論
(3)法社会学とコモンズ論
(4)社会心理学とコモンズ論
(5)コモンズ論からの各環境問題の分析(1)コモンズ論の歴史
(6)コモンズ論からの各環境問題の分析(2)入会権(イギリス)
(7)コモンズ論からの各環境問題の分析(3)入会権(日本)
(8)コモンズ論からの各環境問題の分析(4)漁業権
(9)コモンズ論からの各環境問題の分析(5)グローバルコモンズ
(10)コモンズ論からの各環境問題の分析(6)アクセス権
(11)ソーシャルキャピタル論とコモンズ論
(12)環境ガバナンス論とコモンズ論
(13)学生発表:コモンズ論の視点からのテーマ分析(1)
(14)学生発表:コモンズ論の視点からのテーマ分析(2)
(15)後期のまとめ 
教科書・参考書
Polanyi, Karl(2001)The great transformation; 2nd Beacon Paperback ed., Boston: Beacon Press.
Ostrom, Elinor ed.(2002)The drama of the commons, Washington, D.C. : National Academy Press.
などを使用する。 
成績評価方法・基準
適宜受講生の発表も織り交ぜる。到達目標に対応して、発表(60%)および講義への貢献度(40%)によって総合的に評価。 
履修上の留意点
中級レベルのミクロ経済学の知識は必須である。参考文献リストに従い、関連する回の文献や資料、さらに前回の配付資料について事前に読んでくる。そして、講義後は、自分の意見や質問などをまとめたメモを作成する。 
担当教員へのアクセス
研究室:3号館4階3405
メールアドレス: izumir<at>isc.senshu-u.ac.jp (<at>を@に変換してメールをしてください)
教員HP: http://izumi-seminar.net/ 
その他
更新日付 2020/02/06 22:45


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