講義要項詳細

開講年度 2020 
講義名 環境経済論特論 
職名/担当教員 教授 泉 留維 
期間 通年 
開講区分/校舎 生田 
配 当 経済学 修士 
単 位



講義内容
<テーマ>
社会経済システムの持続可能性

<到達目標>
 持続可能な社会経済システムの構築を目標とし、制度を通じた各主体、政府、地方自治体、市民団体などの積極的な関わり合いを主眼とした環境ガバナンス論について学び、その枠組みから各々の関心がある環境問題を分析できるようにする。

<講義概要>
 持続可能な社会経済システムの構築を考えていく上では、グローバル、リージョナル、ナショナル、ローカルの各レベルでの環境問題の影響や対策を考える必要があるが、それらは必ずしも別個に存在しているわけではない。多くの環境問題は、すべてのレベルで統合的に対応していくことが、経済社会がグローバル化する中でますます求められるであろう。

<講義計画>
前期
(1)環境ガバナンス論とは
(2)コモンズ論,社会関係資本論と環境ガバナンス論
(3)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(1)持続可能な都市
(4)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(2)リスク分析、環境効率性
(5)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(3)技術ガバナンス
(6)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(4)国際環境NGO
(7)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(5)企業と持続可能社会
(8)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(6)環境リスクコミュニケーション
(9)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(7)流域ガバナンス
(10)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(8)途上国
(11)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(9)環境政策
(12)環境ガバナンスからの各環境問題の分析(10)まとめ
(13)学生発表:環境ガバナンスの事例報告(1)
(14)学生発表:環境ガバナンスの事例報告(2)
(15)前期のまとめ
後期
(1)コモンズ論とは
(2)コモンズ論からの各環境問題の分析(1)コモンズ論の歴史
(3)コモンズ論からの各環境問題の分析(2)入会権(イギリス)
(4)コモンズ論からの各環境問題の分析(3)入会権(日本)
(5)コモンズ論からの各環境問題の分析(4)漁業権
(6)コモンズ論からの各環境問題の分析(5)グローバルコモンズ
(7)コモンズ論からの各環境問題の分析(6)アクセス権
(8)ソーシャルキャピタル論とは
(9)ソーシャルキャピタル論の現在(1)集合行為、民主主義
(10)ソーシャルキャピタル論の現在(2)持続可能な発展
(11)ソーシャルキャピタル論の現在(3)市民活動、社会的企業
(12)ソーシャルキャピタル論の現在(4)国際比較
(13)学生発表:コモンズの事例報告(1)
(14)学生発表:コモンズの事例報告(2)
(15)後期のまとめ 
教科書・参考書
松下和夫編著『環境ガバナンス論』(2007年)
Ostrom, Elinor ed.(2002)The drama of the commons, Washington, D.C. : National Academy Press.
坪郷實編著『ソーシャル・キャピタル (シリーズ・福祉+α) 』(2015年)
などを教科書・参考書として用いる予定。初回講義時にその他の教科書・参考書を紹介する。 
成績評価方法・基準
適宜受講生の発表も織り交ぜる。到達目標に対応して、発表(60%)および講義への貢献度(40%)によって総合的に評価。 
履修上の留意点
環境経済論特論演習とセットで履修することが望ましい。参考文献リストに従い、関連する回の文献や資料、さらに前回の配付資料について事前に読んでくる。そして、講義後は、自分の意見や質問などをまとめたメモを作成する。 
担当教員へのアクセス
研究室:3号館4階3405
メールアドレス: izumir<at>isc.senshu-u.ac.jp (<at>を@に変換してメールをしてください)
教員HP: http://izumi-seminar.net/ 
その他
更新日付 2020/02/06 22:44


PAGE TOP