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開講年度 2024 
科目名 法社会学Ⅰ 
職名/担当教員 法学部 教授 飯 考行 
期間/曜日/時限 前期 月曜日 3時限
開講区分/校舎 一部神田/神田 
配 当 法学部34 
単 位
コースコード FUL312 
授業形態 講義(対面) 
卒業認定・学位授与の方針との関連 知識・理解/知識体系に基づく思考と知の創出 



講義内容
<到達目標>
受講生が以下の姿勢と知識を身につけることを目標とする。
1.法を生活の視点からとらえ直す。
2.法を歴史、比較、裁判、規制や立法を含めて総合的にとらえる。
3.法の社会における役割を考える。
4.「日本の特殊性」を問う。

<講義概要>
テーマは法社会学一般で、以下の4つのトピックから構成される。
1.法社会学のアプローチ
2.裁判の利用
3.社会と法
4.課題への法的対応

<講義計画>(予定であり、変更がありえます)
(1)法社会学のアプローチ(1)概観
(2)法社会学のアプローチ(2)社会規範と法
(3)法社会学のアプローチ(3)歴史、文化と法
(4)裁判の利用(1)隣人訴訟とその含意
(5)裁判の利用(2)「訴訟社会」アメリカ
(6)裁判の利用(3)日本の民事訴訟率の低さとその理由
(7)社会と法(1)ジェンダーと法
(8)社会と法(2)喫煙規制
(9)社会と法(3)厳罰化
(10)社会と法(4)刑務所と社会復帰(ゲストレクチャーを予定)
(11)課題への法的対応(1)臓器移植法の制定と改正
(12)課題への法的対応(2)災害・事故と法
(13)課題への法的対応(3)遺族の思いと法(ゲストレクチャーを予定)
(14)課題への法的対応(4)技術革新と法
(15)授業内試験

<課題に対するフィードバックの方法>
・代表的な意見を取り上げて講評する。 
教科書・参考書
<教科書>
飯考行編著『ディスカッション法と社会』(八千代出版、2024年)

<参考書>
佐藤岩夫・阿部昌樹編著『スタンダード法社会学』(北大路書房、2022年)
宮澤節生他『ブリッジブック法システム入門(第5版)』(信山社、2023年) 
成績評価方法・基準
(1)試験・テストについて
15回目の授業時に「定期試験規定準用試験」を実施する。変更する場合には授業の際にお知らせする。
試験は論述式で、講義内容と関連事項の知識と考察力を問う。
 
(2)試験以外の評価方法
レスポンで講義内容に関する問いの回答を求める。
 
(3)成績の配分・評価基準等
平常点(レスポンなど) 30%
前期試験 70% 
履修上の留意点
各回の講義テーマに関して、教科書、参考書と関連文献を読み、予習・復習に努めること。
日頃から、法と社会に関する報道に気を留めておくこと。基本的にパワーポイントを用いた講義形式で進行するので、必要と思う部分を書き留めること。 
担当教員へのアクセス
研究室:神田校舎1号館13階1302/メールアドレス:iit@isc.senshu-u.ac.jp 
その他
【主要授業科目】  
更新日付 2024/05/10 14:51


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