講義内容
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<到達目標> 受講生が以下の姿勢と知識を身につけることを目標とする。 1.法を生活の視点からとらえ直す。 2.法を歴史、比較、裁判、規制や立法を含めて総合的にとらえる。 3.法の社会における役割を考える。 4.「日本の特殊性」を問う。
<講義概要> テーマは法社会学一般で、以下の4つのトピックから構成される。 1.法社会学のアプローチ 2.裁判の利用 3.社会と法 4.課題への法的対応
<講義計画>(予定であり、変更がありえます) (1)法社会学のアプローチ(1)概観 (2)法社会学のアプローチ(2)社会規範と法 (3)法社会学のアプローチ(3)歴史、文化と法 (4)裁判の利用(1)隣人訴訟とその含意 (5)裁判の利用(2)「訴訟社会」アメリカ (6)裁判の利用(3)日本の民事訴訟率の低さとその理由 (7)社会と法(1)ジェンダーと法 (8)社会と法(2)喫煙規制 (9)社会と法(3)厳罰化 (10)社会と法(4)刑務所と社会復帰(ゲストレクチャーを予定) (11)課題への法的対応(1)臓器移植法の制定と改正 (12)課題への法的対応(2)災害・事故と法 (13)課題への法的対応(3)遺族の思いと法(ゲストレクチャーを予定) (14)課題への法的対応(4)技術革新と法 (15)授業内試験
<課題に対するフィードバックの方法> ・代表的な意見を取り上げて講評する。
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教科書・参考書
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<教科書> 飯考行編著『ディスカッション法と社会』(八千代出版、2024年)
<参考書> 佐藤岩夫・阿部昌樹編著『スタンダード法社会学』(北大路書房、2022年) 宮澤節生他『ブリッジブック法システム入門(第5版)』(信山社、2023年)
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成績評価方法・基準
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(1)試験・テストについて 15回目の授業時に「定期試験規定準用試験」を実施する。変更する場合には授業の際にお知らせする。 試験は論述式で、講義内容と関連事項の知識と考察力を問う。 (2)試験以外の評価方法 レスポンで講義内容に関する問いの回答を求める。 (3)成績の配分・評価基準等 平常点(レスポンなど) 30% 前期試験 70%
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履修上の留意点
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各回の講義テーマに関して、教科書、参考書と関連文献を読み、予習・復習に努めること。 日頃から、法と社会に関する報道に気を留めておくこと。基本的にパワーポイントを用いた講義形式で進行するので、必要と思う部分を書き留めること。
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担当教員へのアクセス
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その他
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更新日付
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2024/05/10 14:51
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