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開講年度 2023 
科目名 日本語表現論1 
職名/担当教員 国際コミュニケーション学部 教授 王 伸子 
期間/曜日/時限 前期 火曜日 3時限
開講区分/校舎 一部神田/神田 
配 当 日本語学科12・異文化学科34 
単 位
コースコード JLI118 
授業形態 講義(対面) 
卒業認定・学位授与の方針との関連 知識・理解/汎用的技能/態度・志向性 



講義内容
<到達目標>
メディアにおける音声言語であるナレーションを通じて、日本語の多様性を理解し、説明説得する表現力を身につける。


<講義概要>
講義担当者は、王伸子教授と、スタジオバーズの講師陣です。スタジオバーズはナレーション専門の教育機関としてテレビ番組でのナレーターを多数輩出して来ました。特にナレーションにおける新人教育には大きな実績を持っています。この講座ではナレーション表現の成り立ちから現在までを講義で学びます。第一線で活躍する複数のナレーターによるワークショップで多様な表現を体験。またボイスサンプルの作成を通じて成果を形にしていきます。制作は実社会でも活用できることを想定しています。


<講義計画>
(1)ナレーションと日本語、声の表現の種類と役割、歴史と分岐について。ボイスサンプル作成目標
(2)アニメーションアフレコ実習。
(3)アナウンス、声優の声。英語での表現
(4)「バーズ式」滑舌とトレーニング
(5)発声について
(6)専修大学のCM作成。ナレーション原稿起こし。録音とエフェクト
(7)ナレーションの基礎知識とバラエティ理論
(8)アナウンスの表現、NHKのアナウンス
(9)専修大学VTR原稿起こし、SE/BGMの編集
(10)ニュアンスを伝える、読みに表情をつける
(11)ナレーションの緩急高低強弱
(12)現代のナレーション、ウィスパーとは
(13)ボイスサンプルを作る、名乗りの録音と編集
(14)国内と海外のナレーション、国内外の現状と可能性と実践
(15)各自のボイスサンプル発表

講師陣
義村透:バーズ学長、ベルベットオフィス代表、アトゥプロダクション役員
狭川尚紀:BS朝日「町山智浩のアメリカを知る」、DAZNラリーガフリークスなど
岩居由希子:「名探偵コナン」吉田歩美 役。「裸の少年」NA、声優、ナレーター
松田佑貴:「NHK朝ドラ音声」、CM等、ナレーター、声優
目黒 泉:CX「プライム NEWS α」帯
田子千尋:NTV「頭脳王」、TX「池の水ぜんぶ抜く」
墨屋那津子:NHK「ニュースウォッチ9」、「おはよう日本」
藤本隆行:NTV「ヒルナンデス!」、ゲーム実況等
逸見友恵:NTV「ヒルナンデス!」、TBS「世界バレー」
片岡 晟:Google, Amazon, Microsoft 他
王伸子:国際コミュニケーション学部教授、ナレーションの日本語教育教材への活用等
(新年度の番組編成により、講師陣に変更が生じることがあります)

<課題に対するフィードバックの方法>
毎回、課題が出ます。次の週の授業でチェックします。

<実務経験>
当該授業科目については、第一線で活躍するナレーター達をゲストスピーカーとして招き、「音声」による表現者としてのナレーターの活動・技術について実例を挙げて授業を行います。 
教科書・参考書
教科書はありません。
ボイスサンプル制作でPCを使用します。音声編集ソフトを利用します。 
成績評価方法・基準
(1)成績評価方法
授業への参加と貢献度、ナレーションの多様性の理解、説明説得する表現力によって評価します。


(2)成績評価基準・評価の配分等

授業への参加度 30%
課題の評価    50%
能力評価      20% 
履修上の留意点
毎回、必ず出席すること。
課題提出を原則とします。

講師からの指示があった場合、大学指定のノートパソコンを持参してください。 
担当教員へのアクセス
授業内で説明します。 
その他
この授業は、協力講座です。本授業では、スタジオバーズの協力を得ています。
プロのナレーターを養成するための授業ではありませんが、本格的な訓練に触れることができる授業にして行きます。また、日本語教育、国語教育との接点も考えながら進めていきます。

この授業では、実際に演習の形で授業を実施するため、受講生の数を制限いたします。
受講生を40名に限定します。
抽選により決定します。 
更新日付 2023/02/27 11:37


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