シラバス参照

開講年度 2023 
科目名 日本語教授法B-2 
職名/担当教員 国際コミュニケーション学部 兼任講師 坪山 由美子 
期間/曜日/時限 後期 木曜日 2時限
開講区分/校舎 一部生田/神田 
配 当 文学部34 
単 位
コースコード JLE315 
授業形態 演習(対面) 
卒業認定・学位授与の方針との関連 知識体系に基づく思考と知の創出 



講義内容
<到達目標>
・コース設計の手順を理解する
・外国語教授法に関する最近の理論を理解し、応用できるようになる


<講義概要>
 外国語学習での動機づけとその方法を理論をもとに考える。また、内容言語統合型学習の理論、枠組みを他の教授法と比較しながら見ていく。授業は、学生自身の外国語学習経験を振り返りつつ、進める。理論→授業案例示→具体的授業案作成という流れで、理論の理解を深めていく。作成した授業案は与えられた観点で自己評価するだけではなく、他者評価も得て、改善点を明らかにするなど、授業評価の客観的な視点を養うように授業を構成する。

<講義計画>
(1)コースデザイン1~コースデザインとシラバス・カリキュラム~
(2)コースデザイン2~コースデザインの一貫性と評価~
(3)コースデザイン3~ショートコースを設計する~
(4)学習意欲と教え方1~学べる授業と楽しい授業~
(5)学習意欲と教え方2~ARCSモデル~
(6)学習意欲と教え方3~活動案を考える~
(7) CLIL1~考え方と枠組み1~
(8) CLIL2~考え方と枠組み2~
(9) CLIL3~初級授業案の紹介と分析~
(10) CLIL4~中上級授業案の紹介と分析~
(11)CLIL5~授業案を考える~
(12) 課題のふりかえり1~コース案~
(13) 課題のふりかえり2~ARCSモデル活動案~
(14)課題のふりかえり3~CLIL授業案~
(15)後期のまとめ

<授業で実施するアクティブ・ラーニング>
・ディスカッション
・グループワーク
・プレゼンテーション

<課題に対するフィードバック>
課題ごとにその取り組み結果を整理し、授業内で講評する 
教科書・参考書
<教科書>
教科書は指定しない。必要に応じてプリントなどを配布する。

<参考書>
J.M.ケラー著 鈴木克明監訳『学習意欲をデザインする』北大路書房
渡部良典/池田真/和泉伸一共著『CLIL 第1巻原理と方法』上智大学出版
国際交流基金『日本語教授法シリーズ1 日本語教師の役割/コースデザイン』ひつじ書房 
成績評価方法・基準
(1)成績評価方法
 ・授業内課題への取り組み
 ・紹介された理論をふまえた課題レポートの作成(3回)
(2)成績評価基準・評価の配分等
 ・理論をふまえて課題レポートが作成されているか否かを評価
 ・指定された課題に関するレポート60% 授業内活動への取り組み40% 
履修上の留意点
・受講に際しては、「日本語教授法A」を履修済か、または、基本的な日本語教授法の知識を有していること
・授業は講義と演習を組み合わせて進む。授業内で課される課題への積極的な取り組みが求められる
・1/3以上欠席した場合は不合格とする 
担当教員へのアクセス
thz3388@senshu-u.jp 
その他
更新日付 2023/02/08 20:12


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