シラバス参照

開講年度 2023 
科目名 日本語教授法B-1 
職名/担当教員 国際コミュニケーション学部 兼任講師 坪山 由美子 
期間/曜日/時限 前期 木曜日 2時限
開講区分/校舎 一部生田/神田 
配 当 文学部34 
単 位
コースコード JLE315 
授業形態 講義(対面) 
卒業認定・学位授与の方針との関連 知識・理解/知識体系に基づく思考と知の創出 



講義内容
<到達目標>
・海外の日本語教育の現状を理解する
・外国語教育に関する近年の枠組みを理解する

<講義概要>
 海外の日本語教育の状況を理解した上で、他の言語と共通する基準で日本語能力をどう定義するかを「JF日本語教育スタンダード」などを通して見ていく。さらに「言語を使って何ができるか」をゴールとした外国語教育の考え方を実践した、授業例、開発教材を分析し、日本語教育がどのように変わりつつあるのかに触れていく。
 授業は、指定された課題に個人/ペアまたはグループで取り組み、その結果を全体で共有することで理解を深めていく形式をとる。課題には、データの読み取りや分析、授業案分析、授業案の作成などがある。

<講義計画>
(1) オリエンテーション
(2) 海外の日本語教育1~データを通して実態を知る~
(3) 海外の日本語教育2~海外の日本語教育への日本の支援~
(4) CEFRと外国語教育~開発の背景と枠組み~
(5) 日本語教育の枠組み1~日本語運用力の表し方~
(6) 日本語教育の枠組み2~日本語Can-do1~ 
(7) 日本語教育の枠組み3~日本語Can-do2~
(8) Can-doで組み立てた授業1~授業例の分析1~  
(9) Can-doで組み立てた授業2~授業例の分析2~
(10)Can-doで組み立てた授業3~授業案を考える1~
(11)Can-doで組み立てた授業4~授業案を考える2~
(12)JLPT1~出題の特徴とレベル判定の方法を知る~
(13)JLPT2~設問の特徴をみる~
(14)前期のまとめ
(15)授業内テスト及び講評

<授業で実施するアクティブ・ラーニング>
・ディスカッション
・グループワーク

<課題に対するフィードバックの方法>
課題ごとにその取り組み結果を整理して授業内で講評する 
教科書・参考書
<教科書>
教科書は指定しない。必要に応じてプリントなどを配布する。
<参考書>
吉島茂/大橋理枝(他)訳・編『外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』朝日出版社 
成績評価方法・基準
(1)成績評価方法
 ・授業内テストで到達目標に関する知識、理解を問う問題を出題
 ・授業内課題への取り組み
 ・指定されたテーマについてのレポート(2回)

(2)成績評価基準・評価の配分等
 ・到達目標に関する知識、理解が十分か否かを評価
 ・授業内で提示される課題への取り組み結果を評価 
 ・授業内テスト40%、レポート30%、授業内課題への取り組み30% 
履修上の留意点
・受講に際しては、「日本語教授法A」を履修済か、または、基本的な日本語教育の知識を有していること
・授業は講義と演習を組み合わせて進む。授業内で課される課題への積極的な取り組みが求められる
・1/3以上欠席した場合は不合格とする 
担当教員へのアクセス
thz3388@senshu-u.jp 
その他
更新日付 2023/03/04 11:18


PAGE TOP