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開講年度 2022 
科目名 コーパス日本語学2 
職名/担当教員 国際コミュニケーション学部 教授 丸山 岳彦 
期間/曜日/時限 後期 木曜日 3時限
開講区分/校舎 一部神田/神田 
配 当 日本語学科234 
単 位
コースコード JLI218 
授業形態 講義(対面) 
卒業認定・学位授与の方針との関連 知識・理解/汎用的技能/知識体系に基づく思考と知の創出 



講義内容
<到達目標>

「コーパス日本語学」の考え方を理解し、日本語コーパスを分析する応用的なスキルを身につける。

<講義概要>

■コーパス日本語学 応用:「話し言葉コーパスの分析」

話し言葉の中には、「あのー」や「えー」などの形で言いよどんだり、言い間違いが起こったり、「洗濯物」の発音が「せんたくもん」と変化したりするなど、書き言葉には見られない特徴が多く見られます。
この授業では、コーパス日本語学の応用的な実践として、話し言葉の定量的な分析を行います。現代日本語の話し言葉コーパスを分析対象として取り上げ、話し言葉に見られるさまざまな特徴を、大量の音声データをもとに明らかにしていきます。また、実際に話し言葉の録音・転記を体験し、話し言葉を分析するとはどういうことかについて理解を深めます。
コーパス・コーパス日本語学に関する高度な知識は前提としません。ATR音声言語コミュニケーション研究所、国立国語研究所において、日本語コーパスの構築・分析を担当した経験を踏まえ、初学者向けに、基礎レベルから講義を進めます。また、コンピュータを使ったコーパスの検索・集計の実習を通して、知識と技術の習得に努めます。

<講義計画>
1. ガイダンス:話し言葉の特性
2. 話し言葉と書き言葉
3. 話し言葉コーパスの分析(1):CSJ・CEJCの検索
4. 話し言葉コーパスの分析(2):フィラー、発音の転訛
5. 個人発表準備(1)
6. 個人発表準備(2)、全体発表(1)
7. 全体発表(2)
8. 話し言葉コーパスの分析(3):学習者コーパスとは何か
9. 話し言葉コーパスの分析(4):誤用分析
10. 話し言葉コーパスの作成(1):録音と転記
11. 話し言葉コーパスの作成(2):分析
12. グループ発表準備
13. グループ発表準備
14. 会話の仕組みとマルチモーダルコーパス
15. 総括

<授業で実施するアクティブ・ラーニング>
・ディスカッション
・グループワーク
・プレゼンテーション
・実習

<課題に対するフィードバックの方法>
個人またはグループ単位での実習、および発表に対して教員から講評を加えます。

<実務経験>
ATR音声言語コミュニケーション研究所、国立国語研究所において、日本語コーパスの構築・分析を担当した経験を踏まえ、初学者向けに、基礎レベルから講義を進めます。また、コンピュータを使ったコーパスの検索・集計の実習を通して、知識と技術の習得に努めます。 
教科書・参考書
授業中にプリントを配布します。参考書は、以下のとおりです。
 前川喜久雄編(2013)『講座 日本語コーパス 1 コーパス入門』朝倉書店
 小磯花絵 編(2015)『講座 日本語コーパス 3 話し言葉コーパス 設計と構築』朝倉書店
 国立国語研究所(2006)『日本語話し言葉コーパスの構築法』国立国語研究所 
成績評価方法・基準
(1) 成績評価方法
 平常点評価

(2) 成績評価基準・評価の配分等
授業中に課すいくつかの小課題(30%)、発表(40%)、期末レポート(30%)をもとに、授業内容の理解度や授業への貢献度によって総合的に評価します。 
履修上の留意点
・原則として、「日本語情報処理応用1」が履修済みであることを前提とします。
・毎回の出席を前提とします。原則として、授業回数の3分の1を超えて欠席した者は、評価の対象としません。
・準備学習においては、配布プリントなどを読み、授業での議論に備えてください。
・事後学習においては、授業でノートしたことを整理し、関連文献を読むなどして、理解の深化に努めてください。 
担当教員へのアクセス
研究室:1号館 6階 613研究室
http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~thb0925/ 
その他
更新日付 2022/03/01 15:46


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