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開講年度 2020 
科目名 ゼミナール3 
職名/担当教員 文学部 教授 志賀 美和子 
期間/曜日/時限 通年 木曜日 5時限
開講区分/校舎 一部生田/生田 
配 当 歴史学科4 
単 位
コースコード SEM415 



講義内容
<到達目標>
・一次史料を読解・解釈・分析することができる。
・自分の研究テーマに関わる先行研究を正確に理解し、筆者の主張を把握することができる。
・以下の論文執筆の作法を修得することができる。
  ・先行研究の整理と仮説の立て方
  ・論理的文章の書き方
  ・注の付け方
  ・参考文献の引用の仕方
・歴史上の様々な事象のうち、特定の分野について、自ら問題を設定し、研究を深めた上で、その成果を説得力をもって表現できる。【歴史学科卒業認定・学位授与の方針(4)に対応】

<卒業認定・学位授与の方針との関連>
「関心・意欲・態度」「技能・表現」「思考・判断」

<講義概要>
テーマ:一次資料、二次資料から組み立てるオリジナルのアジア史

下記の3つの課題を、参加者全員が実施する。
(1)共通テーマに基づき、各人が先行研究を収集し、内容をまとめて発表する。
(2)各人が、個別の関心に基づいて、先行研究を整理しそのうち最も重要なものを書評発表する。
(3)各人が、先行研究を踏まえたうえで、独自の歴史解釈を構築し、論理的な学術論文として仕上げていく。その内容を他の参加者に明確に報告する。

各人が関心を抱くテーマに関する国内外の基礎文献や話題の新刊に適宜触れることによって、基礎知識を獲得しつつ、同時に、先行研究において何が問題とされ、いかなる議論がなされてきたかを各自が把握する。これらの作業を通じて、各自が卒業論文で取り上げるテーマを見つけ、完成までの道筋をつけることが狙いである。

<講義計画>
1.イントロダクション
2.「インドのナショナリズムの諸問題」に関するグループワーク(1)エリート・ナショナリズム
3.「インドのナショナリズムの諸問題」に関するグループワーク(2)大衆・ナショナリズム
4.「インドのナショナリズムの諸問題」に関するグループワーク(3)ナショナリズムと宗教
5.「インドのナショナリズムの諸問題」に関する発表(1)ナショナリズム論1
6.「インドのナショナリズムの諸問題」に関する発表(2)ナショナリズム論2
7.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(1)ガンディーの非協力運動
8.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(2)ガンディーのクイットインディア
9.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(3)ガンディーの非暴力主義
10.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(4)ガンディーと宗教
11.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(5)ガンディーのカースト観
12.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(6)ガンディーの女性観
13.「ナショナリズムの功罪」に関する発表(1)ガンディーの功罪1
14.「ナショナリズムの功罪」に関する発表(2)ガンディーの功罪2
15.「ナショナリズムの功罪」に関する発表(3)ガンディーの功罪3
16.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(1)「不可触民」
17.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(2)アンベードカルの生涯
18.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(3)アンベードカルの運動
19.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(4)分離選挙と留保議席
20.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(5)インド憲法の特色
21.「ナショナリズムの功罪」に関するグループワーク(6)留保制度と後進カースト
22.「ナショナリズムの功罪」に関する発表(1)アンベードカルとガンディーの比較1
23.「ナショナリズムの功罪」に関する発表(2)アンベードカルとガンディーの比較2
24.「ナショナリズムの功罪」に関する発表(3)アンベードカルとガンディーの比較3
25. 総括「インドのナショナリズムの功罪」
26.先行研究の整理と重要文献の書評発表(1)西アジア
27.先行研究の整理と重要文献の書評発表(2)南アジア前近代
28.先行研究の整理と重要文献の書評発表(3)南アジア近現代
29.先行研究の整理と重要文献の書評発表(4)東南アジア
30.論文執筆の心構えと作法

<フィードバックの方法>
・レジュメの書式、構成、内容について、ゼミ内の議論時に講評する。
・レジュメやレポートを添削し、改善すべき点についてアドバイスする。 
教科書・参考書
<教科書>
・大学の歴史教育を考える会編『わかる 身につく 歴史学の学び方』大月書店、2016年

<参考書>
・辛島昇編『南アジア史』山川出版社、2004年
・チャンドラ、ビパン『近代インドの歴史』山川出版社、2001年
・叢書『カースト差別と被差別民』(全5巻)明石書店、1994-1995年
・アンベードカル『カーストの絶滅』明石書店、1994年
・ガンディー『不可触民解放の悲願』明石書店、1994年 
成績評価方法・基準
<成績評価方法>
・平常点で評価する。

<評価基準】>
・グループワークでの報告・議論50%
・全体討論への積極的参加50% 
履修上の留意点
<履修すべき他の科目>
・火曜日1限「アジア文化史1,2」、火曜日2限「南アジア関係論1,2」の未修得者は必ず履修する。

<準備学習>
・共通テーマに関する基本文献、専門書、論文を自主的に探し、内容把握に努める。
・テキストの各回授業内容に該当する範囲を分析解釈し、レジュメにまとめる。

<事後学習>
・ゼミで議論されたことを整理したうえで、自分の考えをまとめる。
・関連文献を読むなどして、理解の深化に努める。 
担当教員へのアクセス
火の昼休み 11号館11219号室 
その他
特になし。 
更新日付 2020/08/14 13:57


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