講義内容
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<卒業認定・学位授与の方針との関連> 「知識・理解」「思考・判断」
<講義概要> 経営戦略は、企業の全体的な視点から長期的な存続と成長を実現するための手段を意味するトップマネジメントの職務である。本講義の前半では、経営戦略論B1の内容を引き継いで競争戦略の策定ツールを紹介していく。これらを理解することによって、実際の企業の行動が何を意図して生まれてくるのかを経営資源と企業環境の相互作用として理解される。後半では、企業変革について組織的側面や人間的側面を取り込んで論じていく。
<講義計画> 1.競争戦略の概念 2.ポーター・モデル 3.市場地位と競争戦略(1) 4.市場地位と競争戦略(2) 5.市場地位と競争戦略(3) 4.競争戦略の資源ベースアプローチ 5.コア・コンピタンス、ケイパビリティ、ダイナミックケイパビリティ 6.経営戦略と環境適合 7.経営戦略と情報 8.経営戦略と組織文化 9.経営戦略と組織における個人 10.CSRと経営戦略 11.企業変革 12.現代日本企業の競争戦略 13.戦略的意思決定の本質
予習:日頃よりビジネスに関するニュースを読み、ビジネス界の動向について把握しておくこと。 復習:授業で取り上げた理論やモデルについて深く正確に理解できるようにしておくこと。
<課題等に対するフィードバックの方法> 毎回の授業時に、講義内容に関連した事例などを問いかけながら講義を進めていく。これに対する学生諸君の発言を授業内容の視点から分析・解説していく。
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教科書・参考書
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教科書:馬場杉夫他著、『マネジメントの航海図―個人と組織の複眼的な経営管理』、中央経済社 参考資料はGmail Classroomを通じて随時配付する。
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成績評価方法・基準
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<到達目標> 競争戦略策定の基礎ツールを理解するとともに、戦略形成のプロセスと企業変革に関する多面的な視点を持つことができる。
<成績評価基準> 学期末レポート60%、授業への参加態度40% なお、学期末レポートの詳細は、授業中に、またGoogle Classroomを通じてお知らせします。変更がある場合にも、同様の方法でお知らせします。
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履修上の留意点
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<他科目との関連> 研究開発とイノベーション1・2、経営組織論B1・B2
日頃よりビジネスを中心とするさまざまなニュースに接し、ビジネス界の動向を把握して毎回の授業に臨むことが求められる。
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担当教員へのアクセス
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その他
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令和元年度履修者数 289名 単位修得者数 232名
全学公開科目
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更新日付
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2020/08/20 16:21
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