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開講年度 2019 
科目名 ゼミナール1 
職名/担当教員 文学部 准教授 島津 京 
期間/曜日/時限 通年 金曜日 3時限
開講区分/校舎 一部生田/生田 
配 当 哲学科2 
単 位
コースコード SEM215 



講義内容
<到達目標>
「芸術」と呼ばれる対象の多様性と普遍性に触れる。実体験、調査・研究、ディスカッションを通じ、芸術に対して理論的アプローチを行うことが出来るようになる。
文献を正確に読解する能力に基づいて、自己の解釈を説得的に表現できることができる。【哲学科卒業認定・学位授与の方針(4)に対応】

<講義概要>
 テーマ:芸術研究

 これまで本ゼミナールでは、「芸術」の範疇に収まるもの(事)というゆるやかな主題設定で、各自が関心をもつ事柄について検討してきました。参加者が提示した研究対象は多岐にわたりました。そうした多様な題材を前に、美術とは何か、芸術とは何か、(ある対象は)なぜ芸術といえるのか、など、参加者の関心は「芸術」の枠組そのものにも向かっていきました。また、前期には、様々な展覧会に実際に足を運び、実作品を踏まえた研究に取り組みました。
 今年度も引き続き「芸術」「アート」といわれる対象を大きなテーマとします。前期は文献を講読します。テクストは、私の側から提案した文献、およびゼミ生が選んだ文献の2種を予定しています。また、ゼミ生と共に 見学対象の展覧会を選び、そこから複数のテーマを引き出し考察します。後期には3年生を中心として個人の研究発表を行います。
 授業開始に先だって、受講者には次の予備学習を勧めます。

1、いろいろなタイプの芸術に触れて下さい。
例えば展覧会や演奏会に足を運んでください。今日、実に多くの芸術活動が美術館や劇場といった、いわばそれ専用の場所において開催されています。その場におかれることにより、ある活動は多かれ少なかれ等しく「芸術」という観点から照射されることになります。しかし、その主題や内容は、たとえば美術であれば、美術史の枠組における研究成果を反映させたもの、現存作家の個展、キュレーターの問題意識に沿った切り口等々さまざまで、関わる人びと、展覧会の目指す方向性も同じではありません。それらを見て、時に「あんなものがなぜ美術館で」、あるいは「今の時代に相応しい」などといった感想が生じたとすれば、それは「専門的な場所」という装置を通じて自らの「芸術」観が現れ出たのかもしれません。これは考察のきっかけになります。

2、友達とテーマについて語り合ってください。

3、基礎知識を補う読書をしてください。
 
 夏休みには、全員参加による四年生の卒論の中間発表会を行う予定です。

<授業の形態>
 発表、討議形式。
 ゼミの参加者は事前に展覧会見学や資料調査を行ないます。発表者とコメンテーターを決めた上で彼らに内容のレポートと論点整理を行ってもらいます。それに基づきゼミの参加者全員が議論を行います。担当者の事前研究と参加者の議論がゼミの中心となりますので、参加者は積極的に臨んで下さい。

<講義計画>
前期 展覧会に基づく研究と卒論構想発表、テクスト講読(全15回)
夏休み 卒論中間発表
後期 研究発表、テクスト講読(全15回)

<教科書・参考書>
講義内にプリントを配布します。 
教科書・参考書
成績評価方法・基準
平常点100%(時々課すレポート、発表、ゼミでの発言を重視します。) 
履修上の留意点
欠席の際は必ず事前に連絡をして下さい。5回欠席すると単位を出しません。
準備学習においては、参考書を事前に読み込み、論点整理をしてゼミでの討論に備えてください。また、テーマに関連する事柄に関して積極的に調べておく。事後学習においては、ゼミでノートしたことを整理し、関連文献を読むなどして、理解の深化に努めてください。 
担当教員へのアクセス
11号館215室 
その他
特になし。 
更新日付 2019/02/17 16:35


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