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開講年度 2019 
科目名 美術論1 
職名/担当教員 文学部 准教授 島津 京 
期間/曜日/時限 前期 木曜日 2時限
開講区分/校舎 一部生田/生田 
配 当 文学部1234 
単 位
コースコード ARL215 



講義内容
<到達目標> 
様々な芸術作品に理論的にアプローチする方法を学ぶことにより、自分自身が美術作品に接する時にも、漠然とした感想から一歩踏み込み、芸術に能動的に関わる事が出来るようになる。

<講義概要>
テーマ:絵画と動き
絵画と動きをテーマに芸術作品を分析していく。絵画は平面に描かれるもので、基本的には動かない。しかし絵画の対象は、静物や動かない人物に留まらず、さまざまな「動き」を伴うものが含まれている。画家は古来より「動き」を表現しようと多種多様な試みを行って来たのである。空間内の移動としての動きに留まらず、時間による変化もまた一種の動きと解釈できるだろう。動きを絵画で表わすとは、空間や時間の概念を画家がどのように理解し、解釈しているかと深く関係するのである。
また、そうした作品を見る私たち自身の身体も動きを伴う存在である。20世紀以降、絵を観る者の身体と絵画との関わりを意識した美術作品が新たな展開を見せる。
この講義では、様々な時代の絵画を取り上げ、そこでどのように「動き」が表現されているか、またそれは私たち観る者とどのような関係を結んでいるかを検討する。

<講義計画>

(1)ガイダンス
(2)異時同図法の諸相
(3)イコンにおける動き
(4)遠近法と動き1(ルネサンス)
(5)遠近法と動き2(ルネサンス以降)
(6)遠近法と動き3(印象派)
(7)セザンヌの静物画
(8)キュビスムにおける空間
(9)抽象絵画における動き(カンディンスキー)
(10)抽象絵画における空間表現(マレーヴィッチ)
(11)動きへの着目(未来派、デュシャン)
(12)観者と動き1(マイケル・フリードより)
(13)観者と動き2(インスタレーション)
(14)美術と環境1(都市と身体)
(15)まとめ 
教科書・参考書
<教科書・参考書>
ゴンブリッチ『芸術と幻影』岩崎美術社、1979
授業中に適宜プリント配布。 
成績評価方法・基準
平常点(授業内で数回配布するレスポンスペーパー40%、レポート60%)の予定。
いずれも講義テーマの理解度と考察内容で判断する。 
履修上の留意点
テーマに興味を持つ人を希望します。専門的な知識は必ずしも必要としませんが、画集や美術館などを利用して出来るだけ実際の作品に触れて下さい。
準備学習においては、ガイダンスで示した参考書類を入手し、授業内容に該当するテーマを調べて授業での議論に備える。事後学習においては、授業でノートしたことを整理し、関連文献を読むなどして、理解の深化に努める。 
担当教員へのアクセス
11号館125室 
その他
全学公開科目です。 
更新日付 2019/02/17 22:58


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