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開講年度 2019 
科目名 西洋哲学史(近代)2 
職名/担当教員 文学部 教授 船木 亨 
期間/曜日/時限 後期 月曜日 4時限
開講区分/校舎 一部生田/生田 
配 当 文学部123 
単 位
コースコード HOT215 



講義内容
この科目は,専門科目の基礎的な内容を学ぶものですからなるべく1年次から,前期の「西洋哲学史(近代)1」とあわせて取ってください。両方を知ることによってそれぞれの哲学者の哲学と、近代哲学の全体像が分かってきます。試験問題の形式もおなじですし,復習になるような説明も含んでおり,「西洋哲学史(近代)1」から連続して取ったひとには,この科目の単位が取りやすくなる特別なオプションが設定されています。

<到達目標>
「西洋哲学史(近代)1」に引き続き,哲学にふれる際に常識としてもっておくべき近代哲学者たちの名前とキーワード,その固有の発想や文章表現になじむ講義です。なるべく多くの文献にふれて哲学的な思考に慣れてもらい,それによって,哲学書を自分なりに読み解く姿勢と能力を身につけることができます。


<講義概要>
16世紀から19世紀までの西洋哲学の歴史について,各哲学者ごとに哲学的概念の解説を中心に,思想の流れを講義します。特に,自然とそれを認識する精神の関係について論じたデカルト,スピノザ,ライプニッツ,ロック,コンディヤック,カントなどの,人間精神にとって現実世界とは何か、どのような仕組になっているかを論じた「認識論」の歴史が中心となります。認識論が何を論じることかの意味が分かったときに、はじめて近代哲学とは何だったかということが見えてきます。
    
<講義計画>
1.宗教改革と懐疑主義(ルター、セクストス・エンペイリコス)
2.モンテーニュ『エセー(試み)』
3.デカルト『省察』
4.パスカル『パンセ(思考)』
5.スピノザとライプニッツ
6.自然科学の成立と脱魔術化(ベーコン『ノヴム・オルガヌム(新機関)』)
7.ロック『人間知性論』
8.イギリス経験論と経済学(バークリ、ヒューム『人間本性論』、アダム=スミス)
9.自然科学と啓蒙思想(モーペルチュイ、コンディヤック『感覚論』、ディドロ)
10.カント『純粋理性批判』
11.歴史学と進歩の理念(ベイル『歴史批判事典』、ヴィーコ、コンドルセ)
12.ヘーゲル『精神現象学』
13.功利主義と実証主義(ベンタム、J・S・ミル『功利主義』、コント)
14.生命と文明(ダーウィン、スペンサー)
15.ロマン主義と生の哲学(シェリング、ショーペンハウワー『意志と表象としての世界』、ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』ベルクソン『創造的進化』)

<課題に対するフィードバックの方法>
返却して質疑応答に応じる。 
教科書・参考書
回を追って順次,哲学者のテキストの一部をプリントして配布する。
[参考文献]船木亨『いかにして思考するべきか』(勁草書房) 
成績評価方法・基準
平常点評価 100%。
中間で課題を出し、期末に小テストを行い,その点数で評価する。 
履修上の留意点
※小テストの問題は講義中に配布するプリントから出ます。テストの形式については,前年度のものを配布して解説します。各プリントは2週にわたって配布しますが、その後は自分で集めてください。
※事務的な連絡は講義で数回にわたって通知します。
※講義時間中に退室するひとは,講義が始まるときにその事情を説明しておいてください。
・準備学習においては、配布されたプリントを読み、授業での理解に備える。
・事後学習においては、授業でノートしたことを整理し、関連文献を読むなどして、理解の深化に努める。 
担当教員へのアクセス
<出校曜時>月5,火3,水4・5 <研究室>9512
https://www.senshu-u.ac.jp/education/faculty/letters/philosophy/teacher/ にメールアドレスがあります。 
その他
全学公開科目です。 
更新日付 2019/01/26 16:33


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