シラバス参照

開講年度 2019 
科目名 哲学概論1 
職名/担当教員 文学部 教授 貫 成人 
期間/曜日/時限 前期 水曜日 5時限
開講区分/校舎 一部生田/生田 
配 当 文学部12 
単 位
コースコード PHE115 



講義内容
<講義目標>
哲学の基礎を、具体的・日常的・現実的な事例や状況に即して理解し、具体的な問題について考えるツールとして身につけ、事柄について自分の頭で考え、分析できるようになることを目標とする。

<講義概要>
哲学をまだ学んだことのない学生向けに、哲学がなにを、どう問題にしているのか、また、それをどう自分なりに身につければいいのかを解説します。
講義の聴講、また、課題をみずからやってみることを通じて、日常や自分自身、また、世界のあり方について、より深く、また広い視野をもって考えや分析を深めていく力を身につけることが、この講義の達成目標となります。
講義は、日常に想定されるさまざまな状況を出発点として進め、可能な限り、アニメや映画などの映像、画像、スライドを用いて、状況や問題をリアルに感じ取ることができるよう工夫します。

<講義計画>
1 イントロ:哲学はどこにある?
2 「あの人は何を考えているのだろう」「自分のことをどう思っているのだろう」(ネーゲル)
3 どうすればミノワを救えるか?:異文化(サイード、デリダ)
4 市長御乱心:無意識(フロイト)
5 人間は知性的存在か?:身体的実存(メルロ=ポンティ)
6 趣味があわない!:ディスタンクシオン(ブルデュー)、パーフォマティブな主体構築(バトラー)
7 昔の人は偉かった?;生の権力・性言説(フーコー)
8 あの人は何を言っているんだろう?言葉の意味。言語ゲーム(ウィトゲンシュタイン)
9 言葉の意味を決めるもの:構造主義(ソシュール、レヴィ=ストロース)
10 人生の意味(プラトン、ニーチェ、メルロ=ポンティ)
11 心を一つにするには?普遍性。科学・数学(ベーコン、カルナップ、クワイン)
12 文化相対主義VS.普遍主義、カント、ポストコロニアリズム、構造主義的生物学
13 私/他者/言語/知識についての現実VS.理想:エリアス、ガダマー
14 伝統哲学の思考様式とそのローカル性(ソクラテス、デカルト、カント)
15 哲学史復習


<教科書・参考書>
講義中に指示する。 
教科書・参考書
参考書として、貫『哲学マップ』(ちくま新書)などを推薦するが、購入は義務ではない。 
成績評価方法・基準
平常点100% 
(A)リアクションメール。指定されたアドレスに授業終了直後に、授業内容について自分が感じたこと、考えたこと、質問などを送付する。採点し、成績に反映する。
(B)学期末にレポートを提出。レポートは、(1)講義で触れた問題の核心を三行程度で整理し、(2)自分なりの具体例を挙げながら、自分の立場・考えを主張し、(3)その根拠を挙げる。1200字程度。
採点基準は、(1)講義内容を正確に把握しているか(30%)、(2)講義内容について、自分なりの具体例と考えを提示できるか(50%)、(3)その考えは説得力があるか(20%)。 
履修上の留意点
学期末のレポートとは別に、毎回、その日の講義内容についての「リアクション」を提出してもらう。「リアクション」の提出は、原則として、教員宛のメールでおこなう(携帯電話やスマホ、PCがないためメールが使えない場合には、個別に対処する)。
・準備学習においては、事前に指定した参考文献の該当箇所を読み、授業での議論に備える。
・事後学習においては、授業でノートしたことを整理し、関連文献を読むなどして、理解の深化に努める。
・リアクションメールに返信する。 
担当教員へのアクセス
研究室9521
メール:nksgt0705(a)icloud.com 
その他
教科書は用いない。参考図書は随時指定する。
全学公開科目です。 
更新日付 2019/02/16 16:54


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