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開講年度 2019 
科目名 環境経営論 
職名/担当教員 経営学部 教授 小沢 一郎 
期間/曜日/時限 前期 木曜日 3時限
開講区分/校舎 一部生田/生田 
配 当 経営学部34 
単 位
コースコード MAN313 



講義内容
<講義概要>
 今日ほど,地球と地球に生息する多様な生物の将来を考えなければならない時代は無かったと言えよう。その原因の多くは人類の過ちにあると言っても過言ではない。特に産業革命以降の人類ほど,地球と地球上の多くの生物に悪影響を及ぼした生物はかつて無かったのである。その事実を前にした我々は,現在の(とりわけ都市における)居心地の良い生活様式を全て捨て去ることができるだろうか。多くの人々は反省こそすれ,現在の利便性をあっさりと放棄することには躊躇するであろう。そこで,「サステナビリティ(sustainability)=持続可能性」の考え方が重要となる。
 そして,現状のような地球環境にしてしまった行動主体の多くは企業と言って良く,今こそ上記の「サステナビリティ」の考え方に基づく企業経営,すなわち「環境経営」が必須となっている。ただ,全ての企業にこの思考が定着しているか,或いは理想には共感していても実行が伴っているかと問えば,必ずしも理想通りには進んでいない。当面の利益捻出との兼ね合いに苦しむ経営者も多いのである。
 しかしながら,学生の皆さん自身と皆さんの子孫の為に,今,考えなくてはならない。現在のことだけでなく,将来への影響をしっかりと考えて現在なすべきことを決めていくことである。少なくとも,このテーマに関して関心を持ち,今後ずっと考えていくためのベースを学生時代に築いておくことが何より重要なのである。地球にこれまで悪影響を及ぼした人類はその英知を集めることによって,改善の方向に向かって力を発揮していくことも可能なのである。
 本講義はこのような基本的問題意識を共有してくれる皆さんと共に,じっくりと考えを進めていく展開を予定している。つまり,皆さん達が受け身ではなく能動的に事前学習を行い,グループでディスカッションし,プレゼンテーションして,さらにディスカッションを重ねていけるようにしたいと考えている。従って,毎週の講義時間の前後にも時間を費やしてもらうことになる。その覚悟のある学生の皆さんに是非,履修してもらいたい。この活動を通じて,履修した皆さん一人ひとりの「社会人基礎力」が,着実に伸びることも併せて期待している。 
 具体的内容として前期・第2回~第7回までの前半においては,各チームは独自に同一業界の3社を選定し,各社の環境経営のケース・スタディをおこなう予定である。また第8回~第14回までの後半においては,各チームは「日経地球環境技術賞」について,各年度における受賞製品&サービスを割り振って担当し,その紹介と議論を踏まえた考察のプレゼンテーションをおこなう。

<講義計画>
 1: オリエンテーション及びチーム分け
 2: チーム・ディスカッション(ケース・スタディ対象業界と3社の選定)
 3: チーム・ディスカッション(ケース・スタディ対象3社の環境経営調査)
 4: チーム・ディスカッション(ケース・スタディ対象3社の環境経営比較)
 5: プレゼンテーション準備
 6: チーム・プレゼン(A,B,Cチーム)
 7: チーム・プレゼン(D,E,Fチーム)
 8: チーム・ディスカッション(日経地球環境技術賞調査)
 9: チーム・ディスカッション(担当年度の特色)
10: チーム・ディスカッション(担当年度注目の受賞対象)
11: プレゼンテーション準備
12: チーム・プレゼン(A,B,Cチーム)
13: チーム・プレゼン(D,E,Fチーム)
14: 時事課題ディスカッション
15: 後期総括
#履修者数に応じて最適なチーム編成をおこなう。
(上記は6チーム編成の例)

<実務経験>
かつてビジネスマンとして民間企業で環境経営の推進活動に関わっており、
その経験を生かして講義を実施します。

<予習・復習>
*上記2~5: 
・各チームで進め方のスケジュールを立案し,事前検討の役割分担を決めて授業時間はディスカッションに集中できるよう計画的に進めること。
・他チームの進め方の良い点は意欲的に見習い,検討テーマを充実させながら効率的・効果的チームワークの在り方も振り返ること。

*上記6~7: 
・プレゼンのスライド作成及びナレーションの役割分担を決めて完成させ,深い内容を聞き手が理解しやすく説明すること。
・他チームのプレゼンの良い点を次回に向けて参考とし,自分達の検討期間・プレゼンに対して反省し,次回は改善すること。

*上記8~11: 
・各チームで進め方のスケジュールを立案し,事前検討の役割分担を決めて授業時間はディスカッションに集中できるよう計画的に進めること。
・他チームの進め方の良い点は意欲的に見習い,検討テーマを充実させながら効率的・効果的チームワークの在り方も振り返ること。

*上記12~15: 
・プレゼンのスライド作成及びナレーションの役割分担を決めて完成させ,深い内容を聞き手が理解しやすく説明すること。
・他チームのプレゼンの良い点を次回に向けて参考とし,自分達の検討期間・プレゼンに対して反省し,次回は改善すること。

<フィードバック>
・毎回のディスカッションとプレゼンに関して,その場でフィードバックする。
・さらに,必要に応じて翌週にも捕捉説明をおこなう。 
教科書・参考書
*教科書は使用しない。
*参考書としては適時,最新のものを紹介する。 
成績評価方法・基準
<到達目標>
*学生が自分自身の問題として,地球環境問題を今後考え続けられること。
*企業における環境経営の実際を知り,将来に生かせること。

<成績評価方法>
*「平常点」で評価する。
毎回の講義におけるミニレポート,発言等(70%),期末レポート(30%)。
*優秀なミニレポート,講義中の積極的発言に対して加点評価を行なう。 
履修上の留意点
*私語厳禁。
*授業に対する積極的参加が前提である。
*「研究開発とイノベーション1」,「研究開発とイノベーション2」との関連性が高い。 
担当教員へのアクセス
*研究室:3号館6階3615研究室
*メールアドレス:ozawa@senshu-u.jp 
その他
平成30年度履修者数 38名
単位修得者数 33名

*全学公開科目
→経営学部以外の学生諸君の履修も,おおいに歓迎する。 
更新日付 2019/06/04 13:13


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