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開講年度 2019 
科目名 研究開発とイノベーション1 
職名/担当教員 経営学部 教授 小沢 一郎 
期間/曜日/時限 前期 水曜日 4時限
開講区分/校舎 一部生田/生田 
配 当 経営学部34 
単 位
コースコード MAN213 



講義内容
<講義概要>
本講義は,経営学部をはじめとする文系の学生諸君が経営の視点から,研究開発を含むテクノロジーとイノベーションのマネジメントに対する考え方を,優しく易しく学ぶ内容である。
 現代の社会や企業経営において,科学技術とりわけ「テクノロジー」は非常に身近であり不可欠な存在であると言って良いだろう。どのような業種においても,また,一企業内のどのような部門/職種においても,テクノロジーを活用することは有用なのである。言い換えるならば,企業にとっても個人にとっても,テクノロジーを積極的に活用することによって自分のビジネスを効果的・効率的に進めることが可能なのである。
 テクノロジーを利用するメリットは理解できるとしても,「研究開発って理系の内容そうで,なんだか難しそうだ。」,「そもそも数学や科学はどうも苦手だった。」とか,「イノベーションって聞いた事はあるけれど,未来的な感じもするし一体何の事なのだろう?」と思う学生諸君もいるであろう。しかし,安心して欲しい!! 自ら研究開発する技術者になる必要はないのである。経営の立場で,テクノロジーを上手く使いこなし,イノベーションに対応したり,自らイノベーションを起こしていくことを学ぶ事が必要なのである。
 例えば経営系の学生諸君は,理工系の学生諸君が学んでいない経営学とその隣接分野の各種知識を持っている。経営入門,マーケティング入門,経営管理総論,経営戦略論,経営組織論等,他の経営学関連科目との密接な繋がりを意識し,経営学の知恵を十分に生かすことができる皆さんは,「経営」と「テクノロジー&イノベーション」のバランスを高い視点から意識し,融合していくことができるポジションにいるのである。
 このように,文系の皆さんが,テクノロジーと恐れずに向かい合い,「経営の視点」から研究開発やイノベーションを積極的にマネジメントしていける基礎を築くことが本講義の目的である。

*なお,半期に1回「企業における技術経営の現状」として,社会人ゲストとの対談を予定している。これまで,森永乳業,ヤクルト本社,日野自動車,第一三共ヘルスケア,良品計画,リクシル,キッコーマン,JXホールディングス,SONY,JR東日本,コスモ石油,積水化学工業,KDDI(au),コクヨ,等々の各社からゲストを迎えてきた。

<講義計画>
 1.オリエンテーション
 2.テクノロジーの影響力(1)様々な業種:第1次産業を中心に
 3.テクノロジーの影響力(2)様々な業種:第3次産業まで
 4.解説と授業内レポート:テーマは講義中に提示する(テクノロジーの影響力関連で)
 5.プロセスに対する理解
 6.ドミナント・デザイン
 7.技術のSカーブ と テクノロジー・ギャップ
 8.プロダクト・イノベーションについて(1)インクリメンタル・イノベーション
 9.プロダクト・イノベーションについて(2)ラジカル・イノベーション
10.プロダクト・イノベーションについて(3)製品の世代間競争について
11.プロセスの概念拡張
12.プロ2イノベーションの事例
13.商品企画にチャレンジ
14.ゲストスピーカー(企業における経営の現状)
15.前期総括
*なお,ゲストスピーカーとのスケジュール調整等で,講義計画の順序変更もありうる。

<実務経験>
かつてビジネスマンとして民間企業で研究開発活動とイノベーション推進活動に
関わっており、その経験を生かして講義を実施します。


<予習・復習>
・予習は前日に前回講義のプリントやノートを見直すこと。
(スムーズに講義が頭に入って思考が回り始める)
・復習としては,講義内容と各回のラスト・クイズ(ミニ・レポート)を振り返ること。
・日常の生活の中で各回で学ぶテーマに関する問題意識を(遊び感覚で)持ち続けること。
すると,これまでと異なる様々なアイディアが浮かんでくる。

<フィードバック>
・毎回のラスト・クイズに対するフィードバックは翌週にコメントする。 
教科書・参考書
参考書として以下を挙げるが,適時,追加的に紹介する。
*十川廣國編著(2013)『経営学イノベーション<2>:経営戦略論[第2版]』中央経済社。
*延岡健太郎(2006)『MOT[技術経営]入門』日本経済新聞出版社。
*丹羽清(2006)『技術経営論』東京大学出版会。 
成績評価方法・基準
<到達目標>
*学生がこれまで気付かなかったテクノロジーに興味を持ち,プロダクト・プロセス・IT等の観点から,テクノロジーと経営戦略を結びつけて発想する習慣が身につき始めること。

<成績評価方法>
*「平常点」で評価する。
毎回の講義におけるラスト・クイズ(ミニ・レポート)・発言等(80%),期末レポート(20%)。
*優秀なラスト・クイズ&講義中の積極的発言に対して加点評価を行なう。 
履修上の留意点
*私語厳禁。
*授業に対する積極的参加を歓迎する。
*後期に展開する「研究開発とイノベーション2」とのセット履修が原則。
*他授業科目としては,「製品開発論」との関連がある。 
担当教員へのアクセス
*研究室:3号館6階3615研究室
*メールアドレス:ozawa@senshu-u.jp 
その他
平成30年度履修者数 287名
単位修得者数 276名

*全学公開科目
→経営学部以外の学部の学生諸君の履修も,おおいに歓迎する。 
更新日付 2019/06/04 13:12


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