講義内容
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<到達目標> 受講生が以下の姿勢と知識を身につけることを目標とする。 1.法を司法の担い手の視点からとらえ直す。 2.市民の司法参加の意義を考える。 3.地域の視点から司法のあり方を構想する。 4.日本における司法の役割を検討する。
<講義概要> テーマは司法の法社会学で、以下の3つのトピックから構成される。 1.市民の司法参加 2.司法アクセスと法律業務 3.司法制度のあり方
<講義計画>(予定であり、変更がありえます) (1)イントロダクション (2)市民の司法参加(1)裁判員の参加する刑事裁判に関する法律 (3)市民の司法参加(2)日本の戦前の陪審制度 (4)市民の司法参加(3)諸外国の陪審、参審制度など (5)市民の司法参加(4)裁判員制度の特徴 (6)市民の司法参加(5)裁判員裁判の影響と論点 (7)司法アクセスと法律業務(1)司法アクセスとバリア (8)司法アクセスと法律業務(2)弁護士業務 (9)司法アクセスと法律業務(3)法律扶助と国選刑事弁護 (10)司法アクセスと法律業務(4)日本司法支援センター(法テラス) (11)司法アクセスと法律業務(5)ゲストレクチャー(予定) (12)司法制度のあり方(1)司法制度改革 (13)司法制度のあり方(2)司法積極主義と消極主義 (14)司法制度のあり方(3)裁判官の業務と選任方法 (15)まとめと補足
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教科書・参考書
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<参考書> 裁判員ラウンジ編『あなたも明日は裁判員!?』(日本評論社、2019年) 木佐茂男他『テキストブック現代司法(第6版)』(日本評論社、2015年) ダニエル・H・フット(溜箭将之訳)『名もない顔もない司法―日本の裁判は変わるのか』(NTT出版、2007年)
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成績評価方法・基準
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(1)試験・テストについて 後期試験を実施する。ただし履修者数によっては15回目の授業時に「定期試験規定準用試験」を実施する場合もある。変更する場合には授業の際にお知らせする。 試験は論述式で、講義内容と関連事項の知識と考察力を問う。 (2)試験以外の評価方法 フリップを適宜配布し、講義内容に関する問いの回答を求める。 (3)成績の配分・評価基準等 フリップ 30% 後期試験 70%
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履修上の留意点
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各回の講義テーマに関して、教科書(プリント)、参考書と関連文献を読み、予習・復習に努めること。 日頃から、裁判員裁判と実務法律家に関する報道に気を留めておくこと。基本的にパワーポイントを用いた講義形式で進行するので、必要と思う部分を書き留めること。
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担当教員へのアクセス
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その他
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六法を持参して下さい。やむをやない事情で欠席する場合は、事前に連絡すること。
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更新日付
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2019/02/17 13:07
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