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講義内容
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＜到達目標＞
（１）法律学の基礎知識や概念について理解し、それを前提に現代的な法律問題について自ら検討して説明することができる。
（２）具体的問題解決のため、必要な情報を収集・整理・加工・分析する基礎的能力を獲得することができる。
（３）柔軟な複眼的思考をもって、疑問点を主体的に解決してゆく基礎的能力を獲得することができる。
＜講義概要＞
本講義では、情報法の入門書を精読することにより、急速に変化する社会と法学のかかわりを見つめ、情報をめぐる法的問題が、いかに解決されるべきかを議論していく。報告者が、各指定したテーマに関する報告をしたうえで、ゼミでのディスカッションを通して理解を深めていく。
＜講義計画＞
(1) ガイダンス 自己紹介、法学入門ゼミナールの目的や進め方の説明
概要：当科目を学ぶ目的、講義概要、到達目標、授業の進め方等の紹介をする。
予習：シラバスを読み、到達目標、講義概要・計画、評価方法・基準を確認する。
復習：自分に相応しい科目か検討し、学修計画を立てる。
(2) 法令・判例の検索
概要：日本の法令・判例の検索方法について学習する。
予習：事前に配付されるレジュメを読み、授業に備える。
復習：課題を元に学んだことを復習する。
(3) 法学文献の検索
概要：日本の法律関係の文献の検索方法について学修する。
予習：事前に配付されるレジュメを読み、授業に備える。
復習：課題を元に学んだことを復習する。
(4) デジタル情報と法律
概要：教科書１章１節に基づき、情報法の対象について学習する。
予習：教科書を読み、内容をノートにまとめる。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(5) 情報に関わる法律の基礎
概要：教科書１章２節に基づき、情報法の基礎について学習する。
予習：教科書を読み、内容をノートにまとめる。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(6) 情報化関連政策
概要：教科書１章３節に基づき、情報化関連政策について学習する。
予習：教科書を読み、内容をノートにまとめる。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(7) 情報の取得と保有
概要：教科書２章１節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(8) 情報発信と人格権侵害
概要：教科書２章２節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(9) 知的財産の保護
概要：教科書２章３節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(10) 個人情報保護
概要：教科書２章４節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(11) インターネット上の犯罪
概要：教科書２章５節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(12) 通信と放送
概要：教科書３章１節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(13) 媒介者責任に関する制度
概要：教科書３章２節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。
(14) プラットフォームとAI
概要：教科書３章３節について報告してもらい、討論を行う。
予習：教科書を読み、質問事項を考えておく。
復習：学習した内容をノートにまとめる。報告についてレポートにまとめる。
(15) まとめ
概要：14回終了後に提出されたレポートの返却、講評、今までのまとめを行う。
予習：今までの学習を基にレポートを作成し、提出する。
復習：返却されたレポートを基に改善点を見直す。プレゼンテーションを振り返り、改善点を見直す。
＜授業で実施するアクティブ・ラーニング＞
・ディスカッション、ディベート
・グループワーク
・プレゼンテーション
＜課題に対するフィードバックの方法＞
・報告は、講評を行う。
・レポートは、講評を行う。
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教科書・参考書
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＜教科書＞
小向太郎『情報法入門―デジタル・ネットワークの法律〔第7版〕』NTT出版
＜参考書＞
米丸恒治編『18歳からはじめる情報法〔第2版〕』法律文化社
宍戸常寿編著『新・判例ハンドブック 情報法』日本評論社
その他、必要なものについては、講義中にその都度指示する。
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成績評価方法・基準
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(1) 成績評価方法
・定期試験規定に基づく試験は実施しない。
・担当回の報告を評価する。
・授業内での発言や質疑応答（e-learningシステム上を含む）、出席状況を含むゼミに取り組む姿勢や態度等を評価する。
・授業期間内にレポート提出を課す（１回）。
(2) 成績評価基準・評価の配分等
・レポートは、到達目標（１）（２）（３）に対応して、ゼミナールで扱ったテーマについて自らの意見を述べる課題を出す。なお、定期試験規定に定められたものと同様の不正行為が認められた場合には、当該レポートは無効とし、採点は行わない。
・報告は、到達目標（１）（２）（３）に対応して、プレゼンやレジュメ、チームワークを総合的に判断して評価する。
・授業への貢献度は、到達目標（１）（３）に対応して、授業内での発言や質疑応答（e-learningシステム上を含む）、出席状況を含むゼミに取り組む姿勢や態度等を総合的に判断して評価する。
・成績評価はおおよそ次の割合に基づき総合的に判定する。報告３５％、授業への貢献度３５％、レポート３０％。
ただし通算３回以上の欠席をした場合には、原則として単位認定を行なわない。
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履修上の留意点
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(1)準備学習について
1. 各回の授業内容に該当する範囲について、教科書、関連資料および事前に公開されるレジュメを熟読する。
2. 班員と事前にグループでディスカッションし、質問を検討する等授業における議論に備える。
3. 時間は1回あたり、おおむね60分以上が望ましい。
(2)事後学習について
1. 授業中の質疑応答を踏まえ、e-learningシステム上の電子掲示板でさらに質疑応答を行うとともに、授業で学習したことを整理し、教員や報告班が紹介した関連文献を読むなどして理解の深化に努め、レポートにまとめる。
2. 時間は1回あたり、おおむね60分以上が望ましい。
(3)その他
・科目の性質上「専大入門ゼミ」を受講済みであることが前提となるため、学修したアカデミックスキルについて『知のツールボックス』等を用いて復習しておくこと。
・科目の性質上「法学の基礎」「憲法入門」「民法入門」「刑事法入門」を受講済みであることが前提となるため、開講までに復習を十分しておくこと。
・科目の性質上「基礎文献講読」「行政法入門」を履修してあるとなおよい。
・授業で使用するためのパソコンは、大学推奨スペック以上のものを用意すること。
・原則として対面で実施するが、オンラインで実施する場合もありうる。
・授業中に法令や判例を調べる、あるいは電子版の教科書を読むために、パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレット等の電子機器類を授業中に使用してもよいが、授業に関係ない使用は厳禁とする。授業に関係ない使用が認められたときは、以後授業における電子機器類の使用を一切禁ずる。
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担当教員へのアクセス
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その他
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【主要授業科目】
状況により、シラバスの内容が変更されることがある。その際は、授業中に変更を随時知らせる。
受講に際しての注意事項等の詳細は、１回目のガイダンスの際に告知するので、履修する場合は必ず出席するように。ガイダンスで説明した内容で不明な点があるとき、あるいは、やむを得ない事情によりガイダンスに出席できなかったときは、シラバスの記載事項について担当教員に問い合わせる等して確認すること。確認しなかったことによる不利益が生じても担当者は関知しない。
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更新日付
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2025/03/25 14:39
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