専修大学Web講義要項(シラバス)[学部用]

講義要項詳細

科目名 学際科目103(ジェンダーと法)
職名/担当教員 法学部 准教授 坂誥 智美
曜日/時限 水曜日 3時限 
期 間 後期
開講区分/校舎 一部神田/神田
科目区分 教養科目
配 当 JP234
単 位 2単位
講義内容 <テーマ>
「ジェンダー知性」の開発を目指して−法と社会の中に潜むジェンダー(社会的性差)問題について考える−

<到達目標>
 受講生が、法と社会に潜む「ジェンダー(社会的性差)」に気付き、自発的に「ジェンダー的知性」を開発できるようになること。

<講義概要>
 まずは「ジェンダー」という言葉を知ってもらいたい。何故、それが当たり前のものとして社会に存在してきたのかを、歴史の中から探ったうえで、法や社会のあらゆる場に存在する「ジェンダー」を知り、社会構造そのもののあり方に迫っていきたい。
 本講義は様々な分野にまたがるため、それぞれの分野を専門とする講師により、リレー式講義で展開する。

<講義計画>
(1)ジェンダーとは何か 講義ガイダンスと共に  坂詰智美
   概要:「ジェンダー」という言葉について
(2)日本における「ジェンダー」問題への取組 「女性差別撤廃条約」から男女共同参画社会基本法へ  飯考行
   概要:「女性差別撤廃条約」と「男女共同参画社会基本法」
(3)日常生活におけるジェンダー 男女で扱われ方が違うこととその背景 自覚されない性別分業意識やセクハラ等   飯考行
   概要:日常生活で見られる「ジェンダー」とは?
(4)前近代の法におけるジェンダー 1.戸時代刑法におけるジェンダー  坂詰智美
   概要:江戸時代の刑法において「当たり前」だったジェンダーとは?
(5)近代初期の法におけるジェンダー 2.明治初期の「違式詿違条例」にみるジェンダー 坂詰智美
   概要:明治初期の男女の「当たり前」なあり方とは?
(6)近代法とジェンダー −公私二分論と家父長制、「法制度」としての性別−  広渡清吾
   概要:「法制度」としての性別とは何か?
(7)婚姻・家族におけるジェンダー −婚外子差別と夫婦別姓問題−  広渡清吾
   概要:婚外子差別・夫婦別姓問題
(8)雇用平等とジェンダー 男女雇用機会均等法の成立と展開、そして正規・非正規問題などを中心に  長谷川聡
   男女雇用機会均等法でジェンダーは克服されたのか?
(9)税制・年金問題とジェンダー 新聞報道から考える税制・年金問題とジェンダー 坂詰智美
   概要:年金問題・性別分業のしくみ
(10)育児と介護にかかわるジェンダー 育児休暇、介護休暇などの問題点とその改革 長谷川聡
    概要:育児休暇と介護休暇の問題点
(11)性暴力と性犯罪におけるジェンダー 1.女性に対する暴力撤廃のための世界的取り組み 内藤光博
    概要:世界における「女性に対する暴力撤廃」の取り組み
(12)性暴力と性犯罪におけるジェンダー 2.DV防止法とジェンダー  岩井宜子
    概要:DV防止法について
(13)性暴力と性犯罪におけるジェンダー 3.性犯罪、ストーカー規制法とジェンダー 岩井宜子
    概要:性犯罪を規制する法・ストーカー規制法
(14)日本国憲法とジェンダー 内藤光博
    概要:日本国憲法の中で、ジェンダーはどのように考えられるか
(15)キャンパスの中のジェンダー セクハラも含め、様々なキャンパスの問題について考える 坂詰智美
    概要:学校という組織において、ジェンダーはどのように考えられているのか?

<課題に対するフィードバックの方法>
代表的な意見を取り上げて講評する。

<教科書>
使用しない。各担当者からレジュメが配布される。

<参考書>
担当者によっては、授業時に指示する場合がある。
成績評価方法・基準 (1)試験・テストについて
 ・平常点評価
(2)試験以外の評価方法
 ・各授業日ごとにペーパーを配布し、これに各受講生が記入し、担当者に提出する。
 ・最終授業日にレポートを提出する。レポートの題目は、毎回の授業を聞いて興味を持った事項について各自テーマを設定し、各講師の講義内容に即したものを作成する。
(3)成績の配分、評価基準等
 ・各授業時で提出するペーパーと最終授業時提出のレポートの結果で評価する。
  (各授業時のペーパー40%、レポート60%)



履修上の留意点 ・様々なテーマが題材となっているので、自分から興味を持って、色々な事象を確認しておくことが、本授業を受けるうえで大切である。ニュース・新聞などに多くアンテナをはること。
・予習としては、各授業の概要に上げられている言葉(たとえば「〜法」や「〜条約」など)について、どのようなものであるのかを、必ず調べておくこと。復習としては、各授業において提示された言葉や論点について確認しておくこと。予習・復習をしっかり行い、その成果を各自のレポート作成に活かしてください。
担当教員へのアクセス 坂詰研究室 1号館10階1011
その他 ※担当から
 本授業は各テーマについて、専門とする教員諸氏の講義を受けることになります。そのため、個々に予習・復習を提示しにくいため、履修上の留意点に一括する形を取らざるを得ないことを、ご承知ください。
 また、担当者の都合により、授業の展開が前後することがあります。本授業は後期配当ですので、後期開始時に、確固たるものを授業開始時に学生に提示いたします。そのため、これはあくまでも「現段階のシラバス」です。
更新日時 2018/03/13 13:45

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