専修大学Web講義要項(シラバス)[学部用]

講義要項詳細

科目名 文学B
職名/担当教員 文学部 兼任講師 永久保 陽子
曜日/時限 土曜日 2時限 
期 間 通年
開講区分/校舎 一部生田/生田
科目区分 教養教育科目
配 当 全1234
単 位 4単位
講義内容 <テーマ>
BL(ボーイズ・ラブ)小説研究

<使用教材>
各授業時に、プリントを配布。
商業出版されているBL小説とBLマンガを、適宜、使用。必要部分のみプリントして配布するか、作品一冊を使用する場合もあります。作品名については、授業時にお知らせします。

<講義の目的・内容>
BL(ボーイズ・ラブ)とは、女性が書き(描き)、女性が読む、男性同士の恋愛物語。
1990年代後半より商業マーケットに進出し、現在は出版ジャンルのひとつとして確立しています。数年前頃より、BL愛読者を、特に「腐女子」と呼び、マスメディアにも取り上げられていました。
本講座では、特に商業出版されているBL小説を対象にします。必要に応じてBLマンガや雑誌、参考図書なども使用します。
BL小説とは、いかなる小説なのか? BL小説が新たに可能にしたこと、読者にもたらしたものとは何なのか? その魅力とはどのようなものなのか? などを小説論的分析から読み解いてゆきます。

(前期)
前期の講義は、BL小説が〈やおい小説〉や〈JUNE小説〉と呼ばれていた時代の作品を中心に、その基本的構造を分析します。
1970年代〜1980年代頃の、女性読者をめぐる社会状況、〈やおい〉・〈JUNE〉・〈BL〉の歴史的変遷などにも触れてゆきます。


(後期)
後期では、主に〈BL小説〉のエロティシズム表現について考察してゆきます。
同時に、〈やおい小説〉・〈JUNE小説〉は、1990年代後半に商業マーケットに進出し、やがて〈BL小説〉と呼ばれるようになりました。2000年代に至り、〈BL小説〉に、いかなる変化が起こったのか? 商業マーケットにおける〈BL小説〉の位置、社会状況や「読者」の変化なども視野に入れながら、作品を分析してゆきます。そして、これからの〈BL〉が、どのような形になってゆくのか、その展望を探ってゆきます。

前期も後期も、基本的に講義形式ですが、授業中に、複数回、こちらの指示するテーマや課題に対する小レポートを作成していただく予定です。
成績評価の方法 定期試験実施。
前期末の中間試験および後期試験を実施します。それと平常点を合わせて評価します。
平常点は、複数回、作成を指示する小レポートなどによって評価します。
出席はとりません。

履修上の留意点 BLは、男性同士の直接的な性行為によるエロティシズム表現が含まれます。必然的に、それを読み、分析してゆくことになります。そのため、講義中に引用テクスト部分の音読や各自の意見を口頭で発表してもらうこともあります。そういったものが、どうしても苦手、抵抗があるという方、そしてBLを全く未読な方は、充分考えてから履修を選択して下さい。
担当教員へのアクセス  
その他 講義内容の主要部分は、昨年度(2010年度)に行ったものと、基本的に同じです。ただし、引用作品、進め方、扱う要素の順番などは異なる可能性はあります。また、一部、昨年度に扱わなかった要素を取り入れる可能性もあります。講義中に出すことを予定している課題は、昨年度とは異なります。
更新日時 2011/02/01 09:23

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